民よ、いかなる時にも神に信頼せよ

今日も、礼拝の恵みをいただくことができて感謝でした。

 先週は、「早く何か仕事を見つけないと、お金がない!」と強い焦燥感に駆られ、継続的な仕事が見つかるまでは、単発でも良いからとにかく仕事をしなきゃ!と思い、スマホで検索した単発バイトの会社の登録説明会というものに行ってみました。

 すると、時間を間違えて、説明会開始の2時間前に行ってしまい、仕方なく、開始時間まで一旦退室して過ごすことにしました。このコロナ禍、飲食店に入るのはやめておこうと思い、図書館か公民館で・・・と思いましたが、コロナでどこも休館。近くの公園で過ごそうと思いきや、歩き回ってもなかなか公園が見つからない。泣きそうになりながら、1時間ほど町をさまよって、やっと小さな公園を見つけ、腰を下ろして昼食を摂りました。

 休息を取り、少し元気になったので、気を取り直して説明会に向かいました。

 説明会の話で、「単発」と言えば聞こえはいいですが、つまりは「日雇い」であること、就業日の前日に、登録者に一斉に求人案件が送信され、それに早く「やります」と返信した人から仕事がもらえる「早い者勝ち」であることを伝えられました。それにあぶれたら、その日は仕事ができない、お給料も手にできない。なんて過酷なんだろう、と思っているところへ、最後の登録確認の際、私は緊急連絡先に牧師先生の名前を書いたところ、「緊急連絡先は身内の方にお願いしている。」とのこと。でも、私は単身で、緊急時の連絡先としては牧師先生が一番なんです、とお話ししましたが、「一応お預かりしますが、審査に通らないかもしれない。」とのことでした。その後、その通り審査に落ちたようで、仕事紹介のメールは来ませんでした。

 日雇いの厳しい現実に触れて、疲れ切って家にたどり着き、私は聖書の言葉を思い返しました。

「民よ、いかなる時にも神に信頼せよ。」(詩篇第62篇8節)

この聖書の言葉で、私の心は理屈なく、平安を取り戻したのでした。

「主は未熟な者を守ってくださる。私が弱り果てると、救ってくださる。私の魂よ、休息の場に帰れ。主はお前に報いてくださった。」(詩編第116編6〜7節)

私が疲れ果てる時に、心を生かし支えてくださるこの神さまの恵みを、多くの人に伝える力を、神さま、私に与えてください。そして、神さまへの信頼をもって、私がこれから向かうべきところへ向かうことができるように、助け導いてください。